日頃よりふるかわスキンクリニックのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
プレオープン期間中につき水曜日の午前中のみの診療で地域の皆様にご不便をおかけしており、申し訳ありませんでした。一部の患者様から診療時間の延長についてご要望をいただき、日程調整を進めてまいりました。2024年9月よりこれまでの水曜日午前中に加えて、土曜日も皮膚科の診察を行うことになりました。土曜日の診察時間は、原則として耳鼻咽喉科ふるかわクリニック（ふるかわクリニックホームページ）の診療時間に準じて行います。
子どもと虫刺され
梅雨が明け、厳しい暑さが続いております。最近は虫刺されで来院される方が増えてきています。虫刺されには、ハチ、ムカデ、クモなどの刺すタイプ（刺咬性）の動物による刺咬、カ、ブユ、アブ、ノミ、ダニなどの血を吸うタイプ（吸血性）の動物による吸血、ドクガなどガの幼虫との接触によって生じる皮膚炎などが含まれます。
「子どもが虫に刺され、その日は何ともなかったが、翌日すごく腫れた！」とのご相談をよくいただきます。子どもは蚊の唾液に対する免疫反応が未発達であるため、大人では刺されてすぐにかゆみや赤み（即時反応）が現れるのに対し、子どもでは刺された直後には症状が軽く、翌日以降に硬いしこりを伴う紅斑（遅延反応）が強く現れることがあります。多くの場合、自然に治癒しますが、強いかゆみにより掻き壊してしまうと、とびひ（伝染性膿痂疹）などの感染症のリスクが高まります。
症状が強い場合は、早めに皮膚科を受診し、少し強めのステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬を使用して症状を早期に抑えることが望ましいです。
暑い日が続いていますが、どうぞご自愛ください。今後も患者様一人ひとりに寄り添い、最適な治療を提供できるよう努めてまいります。何かご質問やご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
古川 優太
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