子どもの手足や足裏にできる硬いブツブツは、ウイルス性いぼのことがあります。水いぼや魚の目とは治療が異なるため、見た目だけで迷う場合は皮膚科で確認しましょう。
増えてきた、歩くと痛い、爪の周りにある場合も受診の目安です。向日市・東向日駅周辺で子どものいぼが気になる方はご相談ください。
子どものいぼは、HPVによるウイルス性の皮膚病です
一般的なウイルス性いぼは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が皮膚に感染してできます。医学的には「尋常性疣贅」と呼ばれます。
手指、足裏、爪の周りなどに出やすく、硬くざらつくことがあります。小さな傷や手荒れがある部分から広がる場合があります。
水いぼや魚の目とは、原因と治療が異なります
硬いいぼ、水いぼ、魚の目は似て見えることがあります。区別が難しいときは、自分で削る前に診察を受けることが大切です。
水いぼとの違い
水いぼは別のウイルスによる病気です。表面がなめらかな小さな盛り上がりとして、体や手足の付け根などに出ることがあります。
魚の目・タコとの違い
足裏のいぼは、体重で押されて平らになり、魚の目やタコに似ることがあります。診察では表面の状態や広がり方などを確認します。
自然に小さくなることもありますが、原則として治療をおすすめします
いぼは自然に小さくなることもありますが、治る時期は予測しにくく、待っている間に増えることがあります。 そのため、当院では、尋常性疣贅と診断した場合は原則として治療をおすすめしています。
- 短期間で数が増えてきた
- 足裏にあり、歩くと痛い
- 爪の周りにあり、引っかかる
- 出血やじゅくじゅくがある
- 魚の目や水いぼとの違いが分からない
- 市販薬や自己処置で悪化した
診察では、いぼかどうかと部位・数・痛みを確認します
典型的ないぼは見た目で判断できることが多い一方、足裏では魚の目やタコとの区別が必要です。治りにくい場合や形が典型的でない場合は、別の病気がないかも確認します。
診察時に、いつからあるか、増えているか、家で触ったり削ったりしたかをお伝えください。学校行事などの予定がある場合も治療時期を相談できます。
治療は液体窒素を基本に、反応を見ながら進めます
当院では、液体窒素でいぼを凍らせる治療を基本に行います。 通院は原則1〜2週間に1回で、部位や厚みにより複数回の治療が必要です。
手足のいぼ、特に足裏や爪の周りは治りにくく、治療が長期になることがあります。 途中で止めると再び大きくなることがあるため、根気よく通院を続けることが大切です。
治療中は冷たさや痛みを感じることがあります。 治療後にヒリヒリ感、血豆(血疱)、水疱、腫れが出ることがありますが、これらは液体窒素治療後にみられることがある反応です。 心配な場合や、痛みが強い・赤みが広がる場合は診察で確認します。
自宅では、触らない・削らない・共有しないことが基本です
いぼを広げにくくするため、皮膚を傷つけないことが大切です。手荒れやひび割れがある場合は、保湿も続けましょう。
自宅でできること
- いぼを触りすぎない
- 爪を短く整える
- 手荒れや乾燥を保湿する
- タオルや爪切りの共用を避ける
- 写真で数や大きさの変化を記録する
避けたいこと
- 爪や刃物で切る
- 軽石などで削る
- 針で刺す
- 顔や爪周りへ市販薬を自己判断で使う
液体窒素治療の痛みが心配なお子さまへ
学校行事などの予定がある場合は、治療時期を診察時にご相談ください。
痛みが心配なお子さまは、感じ方や皮膚の反応を見ながら治療を進めます。 治療後の血豆や水疱が気になる場合も、診察で確認します。
よくある質問
子どものいぼは自然に治りますか?
自然に小さくなることはあります。 ただし時期は予測しにくく、待っている間に増える場合もあるため、当院では原則として治療をおすすめしています。
水いぼとは違いますか?
別のウイルスによる病気です。一般的なウイルス性いぼは硬くざらつき、手足や足裏に出やすい一方、水いぼは表面がなめらかな小さな盛り上がりとして体に出ることがあります。見た目だけで迷う場合は診察で確認します。
足裏のいぼと魚の目はどう見分けますか?
見た目だけでは区別しにくいことがあります。足裏のいぼは体重で平らになり、魚の目やタコに似ることがあります。治療が異なるため、自分で削る前に皮膚科で確認しましょう。
液体窒素治療は痛いですか?
冷たさや痛みを感じることがあります。 治療後の血豆(血疱)、水疱、腫れは、液体窒素治療後にみられることがある反応です。 心配な場合は診察で確認します。
何回くらい通院が必要ですか?
必要な回数は部位や厚みで異なります。 原則1〜2週間に1回治療し、手足、特に足裏や爪の周りは治りにくいため、根気よく通院を続けることが大切です。
家で削ってもよいですか?
自分で切ったり削ったりすることは避けてください。出血や細菌感染の原因となり、周囲に広がる可能性があります。気になる場合は皮膚科でご相談ください。