ウイルス性のいぼ・老人性いぼ・茶色い盛り上がりの相談

次のようなお悩みを診察します。

一言で「いぼ」といっても、実際にはいくつか種類があります。

ウイルスが原因でうつることがあるいぼもあれば、加齢や紫外線の影響で増えやすい脂漏性角化症、いわゆる老人性いぼのこともあります。

治療方法も同じではありません。 ウイルス性のいぼでは、保険診療の液体窒素治療を中心に考えます。 脂漏性角化症では、状態により保険診療の液体窒素凍結療法を行うことがあり、見た目の改善を希望する場合には自由診療のレーザー治療を相談することもあります。

ふるかわスキンクリニックでは、診察やダーモスコピーで状態を確認し、保険診療で治療するものか、自由診療で見た目の改善を相談するものかを分けてご案内します。

いぼを保険診療で相談する 茶色い盛り上がり・老人性いぼの除去を相談する 料金を見る


「いぼ」に見えるできものと見分け方

患者さんが「いぼ」と呼ぶものには、いくつかの病気が含まれます。

代表的なものは次の通りです。

見た目だけでは分かりにくいこともあります。 特に、茶色い盛り上がり、黒っぽいいぼ、急に大きくなったできものは、自己判断で取ろうとせず、診察で確認することが大切です。

当院では、必要に応じてダーモスコピーで模様を確認し、レーザーで取ってよいものか、液体窒素が向くものか、病理検査を優先した方がよいものかを判断します。


ウイルス性のいぼとは

ウイルス性のいぼは、ヒトパピローマウイルスというウイルスが皮膚に感染してできるいぼです。

手、足、足裏、爪まわりにできることが多く、表面が硬くざらざらして見えることがあります。

次のような症状で相談されることがあります。

ウイルス性のいぼは、触ったり削ったりすることで広がることがあります。 自分で削る、むしる、爪切りで切る、市販薬で焼くなどの処置は避けてください。


ウイルス性のいぼは液体窒素を中心に治療

ウイルス性のいぼでは、保険診療の液体窒素治療を中心に相談します。

液体窒素治療は、低温でいぼの組織に刺激を加え、少しずつ改善を目指す治療です。

1回で終わることは少なく、数回から長期間の通院が必要になることがあります。 特に足裏や爪まわりのいぼは、治療に時間がかかることがあります。

当院では、症状や生活予定を見ながら、1〜2週間ごとの治療を目安に相談します。 学校行事、運動、旅行などがある場合は、間隔を調整することもあります。

液体窒素治療後には、痛み、水ぶくれ、血豆、赤み、腫れ、かさぶたが出ることがあります。 血豆ができると驚かれることがありますが、治療反応として起こることがあります。

治療後は、無理にむしらず、強く削らず、次回の診察で状態を確認しながら治療を続けます。


子どものいぼについて

子どもの手足にも、ウイルス性のいぼはよくみられます。

足裏のいぼは、たこや魚の目のように見えることがあります。 爪のまわりにできると、治療に時間がかかることもあります。

子どものいぼでは、痛み、学校行事、運動、プール、通院しやすさも含めて治療を相談します。

子どものいぼ・できものについては、別ページでも詳しくご案内します。

子どものいぼ/子どものできもの・しこり


脂漏性角化症とは

脂漏性角化症は、皮膚の表面にできる良性のできものです。 「老人性いぼ」「年齢いぼ」「盛り上がったシミ」と呼ばれることもあります。

顔、こめかみ、首、胸、背中などにできやすく、茶色〜黒っぽい盛り上がりとして見えることがあります。

次のような症状で相談されることがあります。

脂漏性角化症は、ウイルス性のいぼとは違い、通常は人にうつるものではありません。

ただし、見た目だけで脂漏性角化症と決めつけるのは危険です。 悪性腫瘍やほくろ、他のできものと似て見えることがあるため、まず診察で確認します。


脂漏性角化症の液体窒素・ブルーレーザー治療

脂漏性角化症は良性のできものですが、見た目が気になる、こすれて不快、メイクや洗顔で引っかかる場合には、除去を相談できます。

液体窒素凍結療法(保険診療)

脂漏性角化症では、診察で適応を確認したうえで、保険診療の液体窒素凍結療法を行うことがあります。

液体窒素で病変を凍結し、かさぶたになって少しずつ取れていくことを目指します。 1回で十分に平らにならず、間隔をあけて複数回の治療が必要になることがあります。

治療後は、痛み、赤み、腫れ、水ぶくれ、かさぶたが生じることがあります。 また、色素沈着や色素脱失(色抜け)が残ることがあり、まれに傷あとになる場合もあります。

ブルーレーザー(自由診療)

診察とダーモスコピーで良性と考えられる場合、自由診療のブルーレーザーを検討することがあります。

ブルーレーザーでは、盛り上がった部分を浅く整え、見た目を目立ちにくくすることを目指します。

照射部位は小さな傷になり、赤みや色素沈着が残ることがあります。軟膏やテープの使い方は、治療後の過ごし方をご覧ください。

ブルーレーザーによるいぼ・脂漏性角化症の治療を見る


数が多い方は20分取り放題も相談できます

脂漏性角化症や盛り上がったシミが複数ある方には、20分の範囲でまとめて治療する自由診療のプランがあります。診察でできものの種類と範囲を確認し、治療する部位を決めます。

すべてを一度に取り切れるとは限りません。悪性が疑われるもの、目のまわりなど慎重な処置が必要な部位、炎症や出血があるものは、別の対応を優先する場合があります。

治療後の赤みやかさぶたが出る時期、軟膏でのケアを続けられるかも含めて相談します。料金と治療後のケアもご確認ください。


首いぼとは違いますか?

首いぼは、首や脇などにできる小さなやわらかい突起で、スキンタッグ、アクロコルドンと呼ばれることがあります。

脂漏性角化症と似て見えることもありますが、治療方法や料金が異なる場合があります。

首の小さいいぼやぶつぶつが気になる方は、首いぼのページもご覧ください。

首いぼのページを見る


早めに受診した方がよいできもの

次のような場合は、いぼや老人性いぼと決めつけず、早めに皮膚科で確認してください。

これらに当てはまるから必ず悪いもの、という意味ではありません。 ただし、自己判断でレーザーや市販薬を使うのはおすすめしません。

悪性が疑われる場合は、レーザーではなく、診断や病理検査を優先します。


治療の選び方

いぼ・脂漏性角化症の治療は、種類によって変わります。

ウイルス性のいぼ

手足や足裏、爪まわりにできる硬いいぼでは、ウイルス性のいぼを疑います。

保険診療の液体窒素治療を中心に、継続して治療します。 治療には時間がかかることがありますが、途中でやめると残ったいぼが広がることがあります。


脂漏性角化症・老人性いぼ

顔や体の茶色い盛り上がり、ざらざらした盛り上がったシミでは、脂漏性角化症のことがあります。

診察とダーモスコピーで良性と考えられる場合は、状態により保険診療の液体窒素凍結療法を行うことがあります。 見た目の改善を希望する場合は、自由診療のブルーレーザーも相談できます。


首いぼ

首の小さいぶつぶつ、やわらかい突起は、首いぼとして別に治療を相談します。

首いぼは数が多いことがあるため、治療範囲、麻酔、費用、治療後の赤みを確認して進めます。


悪性が心配なできもの

急に大きくなる、出血する、治らない、黒く変化してきた、形や色が不整なものでは、レーザー除去より診断を優先します。

必要に応じて、病理検査や切除に適した医療機関での対応をご案内します。


保険診療になる場合・自由診療になる場合

いぼの治療は、種類と目的によって保険診療か自由診療かが変わります。

ウイルス性のいぼでは、保険診療で液体窒素治療を行うことが多いです。

脂漏性角化症でも、状態や症状により保険診療の液体窒素凍結療法を行うことがあります。 一方、見た目の改善を目的にレーザーで取る場合は自由診療です。

「保険で取れるか」「自費になるか」は、見た目だけでは決まりません。 診察で、できものの種類、症状、治療目的を確認してご説明します。


費用の目安

サイズ別の料金は、直径(mm)を基準にしています。

ウイルス性のいぼの液体窒素治療は、保険診療で行います。

脂漏性角化症や盛り上がったシミを自由診療のブルーレーザーで治療する場合、費用の目安は以下です。

掲載料金は2026年10月2日以降の税込料金です。自由診療は保険適用外です。特記のない施術料金は通常料金です。初回料金・キャンペーンの適用条件は料金一覧をご確認ください。

脂漏性角化症・盛り上がったシミ

ブルーレーザー

20分取り放題で局所麻酔を希望される場合は、別途3,300円がかかります。

料金は税込です。 大きさ、部位、個数、麻酔の有無、処置内容により費用が変わる場合があります。

最新の料金は料金表をご確認ください。

料金を見る


自由診療のリスク・副作用

ブルーレーザーによる脂漏性角化症・老人性いぼの治療は自由診療(保険適用外)です。

主なリスク・副作用には、次のようなものがあります。

レーザーでは、病理検査ができない場合があります。 悪性が疑われる病変では、レーザー治療ではなく、診断や病理検査を優先します。

ブルーレーザー治療で使用する「ブラウマン ブルーレーザー」は、日本国内では未承認の医療機器です。国内の正規代理店を通じて入手しており、国内に同一の性能を有する承認医療機器はありません。

海外では医療用レーザー機器として使用されていますが、国内承認機器と同等の有効性・安全性が確認されているものではありません。

赤み、軽度の熱傷、色素沈着などが報告され、国内未承認のため明らかになっていない重大なリスクがある可能性もあります。

未承認医療機器を用いた自由診療では、重篤な副作用が生じた場合に、国の医薬品副作用被害救済制度等の対象外となる場合があります。

治療前に、費用、治療後の経過、リスク、副作用について説明します。


治療後の過ごし方

液体窒素治療後

液体窒素治療後は、痛み、水ぶくれ、血豆、赤み、かさぶたが出ることがあります。

強くこすったり、無理に皮をむいたりしないでください。 水ぶくれや血豆が大きい場合、痛みが強い場合はご相談ください。

基本的には、日常生活を続けながら治療を進めます。 運動会、旅行、試合など大事な予定がある場合は、治療間隔を調整できることがあります。


ブルーレーザー治療後

ブルーレーザー治療後は、照射部位が小さな傷になります。

処置後のケアは、治療した数や範囲によって変わります。

少数の病変を処置した場合は、炭酸ガスレーザー後のケアに準じて、1〜2週間ほど軟膏とテープで保護していただくことがあります。

一方で、脂漏性角化症が多数ある方に行う20分取り放題では、通常はテープ処置ではなく、軟膏処置を中心に行います。

治療後の目安は次の通りです。

かさぶたを無理に剥がすと、色素沈着、凹み、傷あとが残りやすくなります。 洗顔や入浴は、こすらずやさしく行ってください。

顔や首など目立つ部位を治療する場合は、赤みやかさぶたが出る期間を考えて、仕事、学校、旅行、写真撮影、結婚式などの予定を避けて治療日を決めるのがおすすめです。


自宅でしてよいこと・避けたいこと

してよいこと

避けたいこと

いぼは、種類によって治療が違います。 自己処置で悪化したり、診断が遅れたりすることがあるため、気になる場合は皮膚科で確認してください。


どの予約を取ればよいか迷う方へ

一般皮膚科で相談しやすい場合

この場合は、一般皮膚科でご相談ください。

美容カウンセリングで相談しやすい場合

この場合は、美容皮膚科のカウンセリングでご相談ください。

予約を選ぶときに迷った場合も、いつからあるか、数の変化、痛み・出血の有無を診察時にお伝えください。


よくある質問

いぼはうつりますか?

ウイルス性のいぼは、皮膚にウイルスが感染してできるため、広がったり、うつったりすることがあります。

一方で、脂漏性角化症、いわゆる老人性いぼは、通常は人にうつるものではありません。

見た目だけでは分かりにくいことがあるため、診察で確認します。


液体窒素は何回くらい必要ですか?

いぼの場所、大きさ、深さ、治療への反応によって異なります。

1回で治ることは少なく、数回以上の通院が必要になることがあります。 足裏や爪まわりのいぼは、長くかかることがあります。

途中で治療をやめると残ったいぼが広がることがあるため、状態を見ながら継続することが大切です。


液体窒素は痛いですか?

痛みを感じることがあります。

治療中の痛みだけでなく、治療後にじんじんした痛み、水ぶくれ、血豆が出ることもあります。

痛みが心配な方、学校行事やスポーツ予定がある方は、診察時にご相談ください。


脂漏性角化症は悪いものですか?

脂漏性角化症は良性のできものです。

ただし、見た目が似ている別のできものや、まれに悪性の病変と区別が必要なことがあります。

急に大きくなる、出血する、ただれる、色むらがある場合は、自己判断せず皮膚科で確認してください。


老人性いぼはレーザーで取れますか?

診察とダーモスコピーで良性と考えられる場合は、自由診療のブルーレーザーを検討できます。

ただし、赤み、色素沈着、凹み、再発などのリスクがあります。 悪性が疑われるものは、レーザーではなく診断や病理検査を優先します。


ブルーレーザー後にテープは必要ですか?

少数の処置では軟膏とテープ、多数をまとめて処置した場合は軟膏のみを中心に行います。実際のケアは処置後の指示に従ってください。


保険で取れますか?

ウイルス性のいぼは、保険診療で液体窒素治療を行うことが多いです。

脂漏性角化症でも、状態や症状により保険診療の液体窒素凍結療法を行うことがあります。 見た目の改善を目的にレーザーで除去する場合は自由診療です。

保険か自由診療かは、診察でできものの種類と治療目的を確認して判断します。


取ったあと跡は残りますか?

残る可能性があります。

液体窒素でもレーザーでも、赤み、色素沈着、色素脱失、凹み、傷あとが残ることがあります。

部位、大きさ、深さ、体質、治療後のケアによって経過は変わります。


再発しますか?

再発することがあります。

ウイルス性のいぼでは、残ったウイルス感染部位から再び目立ってくることがあります。 脂漏性角化症では、同じ場所に残りが出ることもあれば、別の場所に新しく増えることもあります。


ほくろか、いぼか、シミか分かりません

分からない状態で受診して大丈夫です。

患者さんが「いぼ」と思っているものが、ほくろ、脂漏性角化症、シミ、血管腫、粉瘤など別のできもののこともあります。

診察とダーモスコピーで確認し、治療方法を分けてご案内します。


いぼ・脂漏性角化症が気になる方へ

いぼは、種類によって治療が変わります。

ウイルス性のいぼでは、保険診療の液体窒素治療を中心に考えます。 脂漏性角化症では、状態により保険診療の液体窒素凍結療法を行うことがあり、見た目の改善を希望する場合には自由診療のブルーレーザーも相談できます。

数が多い方では、20分取り放題も選択肢になります。 ただし、治療前に「本当に脂漏性角化症か」「悪性が心配なものが混ざっていないか」を確認することが大切です。

向日市・東向日駅周辺、長岡京市・乙訓エリアで、手足のいぼ、足裏のいぼ、顔や体の茶色い盛り上がり、脂漏性角化症・老人性いぼにお悩みの方は、診察でご相談ください。

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