京都府向日市にある皮膚科・美容皮膚科クリニック

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ホクロ

ホクロについて

ホクロは、一般的な呼び方ですが、正式には「母斑細胞性母斑(ぼはんさいぼうせいぼはん)」といいます。この名前は少し長いですが、ホクロの成り立ちを示しています。母斑細胞という特別な細胞が皮膚の表面(表皮)から深い部分(真皮)にかけて増えているため、これがホクロとして見えるのです。ホクロの色は、細胞がどの深さに存在するかによって変わり、浅いところにあると黒色、少し深いと褐色、さらに深い場合は青っぽく見えることがあります。

ホクロはいつ治療が必要?

多くのホクロは良性で、健康に影響を与えることはほとんどありません。しかし、一部のホクロは悪性黒色腫や基底細胞がんなどの悪性腫瘍に発展する可能性があるため、注意が必要です。当院では、ダーモスコピーという特殊な拡大鏡を使用して、ホクロが良性か悪性かを診断しています。ダーモスコピーではホクロの細かい特徴を詳しく観察できますが、確定診断にはホクロの一部を切り取って顕微鏡で調べる必要があります。

ホクロの治療について

見た目が気になるホクロや治療が必要なホクロに対して、当院ではレーザー治療を行っています。浅く平らなホクロには「Q-plus R」というQスイッチルビーレーザーを使用し、ホクロを徐々に薄くしていきます。一方で、盛り上がっているホクロについては「ブルーレーザー」を用いて平らに削り、目立たなくする治療を行います。治療は患者さん一人ひとりのホクロの状態に合わせて最適な方法を選択しますので、安心してご相談ください。

最後に

ホクロについて少しでも気になることがあれば、自己判断せずに専門の医師に相談することが大切です。当院では専門的な診断と適切な治療を提供しておりますので、何か気になることがありましたらお気軽にご来院ください。

 

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