京都府向日市にある皮膚科・美容皮膚科クリニック

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シミ

顔や手などにできる色素斑のことを一言でシミと言うことが多いですが、シミは大きくわけて5つの種類に分類されます。

  1. 老人性色素斑
    顔にできる大きな色素斑で多くの人がシミと言われてまず最初に思い浮かべるものかと思います。
    原因は主に紫外線による表皮の障害です。徐々に大きくなったり色調が濃くなったり、ものによっては隆起してくることもあります。
    平らな老人性色素斑はQスイッチレーザー、ピコレーザーが良い適応となります。隆起した老人性色素斑(=脂漏性角化症)にQスイッチレーザーなどあてても効果が出にくいため、CO2レーザーを用いて平らにすることでシミをキレイに取ることができます。レーザーが怖い方には効果は落ちますが、ハイドロキノンという美白剤でも一定の効果は期待できます。
  2. そばかす(雀卵斑)
    鼻を中心に両頬に小さな茶褐色の色素斑が多発します。発症は小学生くらいと早く遺伝的な要因が大きいと考えられています。
    Qスイッチレーザー、ピコレーザー、美白剤などがよく効きますが、紫外線に当たることでしばらくしてから再発することもあります。
  3. 後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)
    ADMは20代前半に好発し、頬や鼻周りに点在する灰色や褐色の色素斑が特徴です。皮膚は大きく分けて、表皮、真皮、皮下組織に分けることが多いのですが、ADMは他のシミが表皮に存在するのに対して真皮に原因となる色素が存在しています。原因ははっきりしていませんが、色素が皮膚の深い部分にあるためしっかりとレーザーを当てる必要があること、一回の治療だけで完全に取り切るのが難しく、レーザーの出力もほかのシミよりも強く設定する必要があります。レーザーの種類はQスイッチレーザー、ピコレーザーが適応となります。
  4. 肝斑
    成人期以降に主に頬部に出てくる色素斑です。原因は特定されていませんが紫外線、女性ホルモン、こする動作などの慢性的な刺激が原因になるのではないかと考えられています。典型的な肝斑は見れば分かりますが、多くの場合他の色素斑と混ざっていたり、レーザーを当てる前はなかったのがレーザー照射によって肝斑が出現(隠れ肝斑)することもあり美容皮膚科医泣かせのシミです。基本的には保存的治療、つまりレーザーを当てたり触ったりすることなく、紫外線を避けることで徐々に薄くなっていきます。またトランサミンの内服を行うことで肝斑の予防・治療を行うこともできます。
  5. 炎症後色素沈着(PIH)
    ニキビ、虫刺され、火傷、レーザー照射後など皮膚に強い炎症が起こった後におこる色素沈着です。
    基本的には紫外線を避けていただき、こすらないようにすることで3ヵ月~6カ月程度かけて徐々に薄くなっていきます。炎症後色素沈着がなかなか消えない場合は、ハイドロキノンなどの美白剤を併用することもあります。

 

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