京都府向日市にある皮膚科・美容皮膚科クリニック

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尋常性ざ瘡(にきび)

京都府向日市でニキビ(尋常性ざ瘡)治療なら|ふるかわスキンクリニック(皮膚科・美容皮膚科)

「治ったと思ったらまた出る」「薬を塗るとヒリヒリして続かない」「跡が残りそうで不安」──
ニキビ(尋常性ざ瘡)は、“よくある肌トラブル”に見えて、実は慢性(くり返しやすい)炎症性疾患です。

当院では、保険診療とガイドラインを軸
急性期(炎症を止める)→維持期(再発を減らす)の流れで治療を組み立てます。

このページのまとめ(先に結論)
・ニキビは「できた所だけ」ではなく、“できやすい肌の状態”を整えると再発が減ります。
・まずは炎症を早く止める(赤ニキビ・膿ニキビ)。その後維持療法で繰り返しを減らします。
・外用薬は多く塗るほど効くわけではありません。副作用で中断しない工夫がいちばん大事です。

ニキビ(尋常性ざ瘡)とは|毛穴の病気です

ニキビは、毛穴に皮脂古い角質がたまって詰まること(面皰:めんぽう)から始まります。
そこに炎症・細菌感染が加わると、赤ニキビ・膿ニキビへ進み、長引くほど赤み・色素沈着・凹み(クレーター)などの跡が残りやすくなります。

  • 白ニキビ:毛穴が詰まり始めた状態
  • 黒ニキビ:詰まりが酸化して黒く見える状態
  • 赤ニキビ:炎症が起きて赤く腫れる状態
  • 膿ニキビ:炎症が強く膿がたまる状態

治療の考え方
「急性期」→「維持期」

急性期:まず炎症を早く止める

赤ニキビ・膿ニキビが増えているときは、炎症を早めに抑えることが最優先です。
炎症が続くほど、跡が残るリスクが上がるためです。
抗生剤の内服・外用などを行い、できる限り早期に急性期を脱します。

維持期:再発を減らす(ここからが“本番”)

ニキビは「落ち着いたら終わり」ではなく、落ち着いたあとに再発を減らす治療へ移行します。
ここを飛ばすと、また同じ場所に繰り返しやすくなります。

よくある失敗
「赤みが引いたから薬をやめる」→ 数週間〜数か月で再発…という流れがとても多いです。


保険診療の中心になる外用薬

BPO(ベピオ)ゲル・ローション・ウォッシュゲル

BPO(過酸化ベンゾイル)は、ニキビ治療でよく使われる外用薬です。剤形によって「塗りやすさ」「刺激の出やすさ」が変わります。

  • ベピオゲル:顔などに使いやすい
  • ベピオローション:背中など広い範囲に塗り広げやすい
  • ベピオウォッシュゲル:短時間接触(塗って洗い流す)で使えるタイプ
  • 注意:衣類・タオルの脱色が起こることがあります

※ウォッシュゲルは、刺激や脱色が気になる方の選択肢になります


エピデュオ(アダパレン+BPO)|“効くけど刺激が出やすい”薬

エピデュオは「毛穴づまり」と「炎症」の両方を同時に狙える合剤です。
一方で、乾燥・赤み・ヒリつきが出やすいため、使い方が難しい薬となります

エピデュオのコツ

  • 基本は夜に1日1回、薄くのばす(多く塗らない)
  • 最初は少量から/必要なら隔日で慣らす
  • 刺激が強い日は一時休薬や頻度調整を検討
  • 保湿を併用し、こすらない
  • 目・口唇のきわは避ける

「多く塗るほど効く」わけではありません。
副作用でやめてしまうのが一番もったいないので、無理のない使い方に調整します。


デュアック(BPO+クリンダマイシン)|炎症期の“短期”が基本

デュアックは抗菌薬(クリンダマイシン)を含む外用薬で、炎症が強い時期に使うことがあります。
ただし、抗菌薬を含む薬は、原則長期の維持療法には向きません
炎症が落ち着いたら、BPOやアダパレン系の外用で維持へ移行する設計が大切です。


当院でのニキビ診療の流れ

  • 診察:重症度(赤み・膿の有無)、部位(顔/背中など)、生活背景、既治療、刺激の出やすさを確認
  • 治療設計:急性期と維持期を分けて、続けやすい形に組み立て
  • 再診:効果と副作用を見て、塗り方・頻度・薬剤を調整

海外と日本の治療の違い(簡単に)

海外では、BPOや外用レチノイドを中心とした治療が早くから標準化されてきました。
また、重症例では経口イソトレチノインが推奨されることがあります。
一方、日本ではニキビ治療薬として未承認のため、保険診療では使用できません


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よくある質問(FAQ)

Q. どれくらいで効果が出ますか?

一般的に、2〜3か月で改善傾向が見え始めることが多いです。
ただし重症度や部位で差があります。落ち着いたあとも維持療法で再発を減らすことが重要です。

Q. 薬でヒリヒリします。続けて大丈夫ですか?

アダパレンやBPO、特にエピデュオは刺激が出ることがあります。
少量から開始し、隔日使用や保湿併用などで調整します。つらいときは無理せずご相談ください。

Q. エピデュオは刺激が強いと聞きました。どう使えばいいですか?

夜に1日1回、薄く塗るのが基本です。
最初は少量・狭い範囲から始め、刺激が強い時は使用頻度を下げます(隔日など)。

Q. デュアックはいつまで使えますか?

デュアックは抗菌薬を含むため、炎症が強い時期の短期使用が基本です。
落ち着いたら、BPOやアダパレン系で維持に移行するのが一般的です。

Q. ベピオゲルとベピオローションはどう違いますか?

成分は同じBPOですが、塗り広げやすさと使用感が違います。
顔中心ならゲル、背中など広範囲にはローションが選択肢になります。

Q. ベピオウォッシュゲルはどんな人に向きますか?

短時間接触(塗って洗い流す)で使えるため、刺激や脱色が気になる方で検討します。
体幹部ニキビや、塗りっぱなしが合わない方で相談されることが多いです。

Q. 背中ニキビにも同じ治療ができますか?

基本の考え方は同じですが、背中は汗・摩擦の影響や塗りにくさがあるため、剤形(ローションやウォッシュゲルなど)を工夫します。

Q. ニキビ跡(赤み・色素沈着・凹み)が心配です

炎症が長引くほど跡のリスクが上がります。
早めに炎症を止める/維持療法で再発を減らすことが重要です。


京都府向日市でニキビ治療をご検討の方はご相談ください。

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