京都府向日市にある皮膚科・美容皮膚科クリニック

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口唇ヘルペス

京都府向日市で口唇ヘルペス治療|早期内服とPIT療法を解説|ふるかわスキンクリニック

口唇ヘルペスは、唇や口の周りに水ぶくれができるウイルス感染症です。

多くは単純ヘルペスウイルス(HSV-1)が原因です。

「ピリピリする段階」で治療を始めるほど、悪化を抑えやすくなります。

口唇ヘルペスとは

口唇ヘルペスは、唇やその周りにムズムズ・ピリピリ感が出た後に、水ぶくれやただれが出る病気です。

初めての感染(初感染)は強く出ることがあり、再発は比較的軽いことが多いです。

体内(神経)に潜伏したウイルスが、疲労や体調不良をきっかけに再活性化して再発します。

症状の経過と「うつる時期」

再発時は、前駆症状(違和感)→水ぶくれ→かさぶた、という経過をとることが多いです。

再発から8〜10日程度で落ち着くことが多い一方、状態によっては長引くこともあります。

うつるリスクが高いタイミング

水ぶくれやただれがある時期は、接触で他人にうつすリスクが上がります。

かさぶたの下にもウイルスが残ることがあります。

水ぶくれが完全に治り、かさぶたが取れて腫れが引くまで(目安1〜2週間)は、キスやオーラルセックスを控えることが推奨されます。

口唇ヘルペスの治療法

治療は大きく「内服薬」と「外用薬」に分かれます。

基本は、できるだけ早い段階で抗ウイルス薬を使うことです。

内服薬(強く推奨)

内服薬は、ウイルス増殖を抑えて経過を短くすることが期待できます。

前駆症状が出た段階で開始するのがポイントです。

腎機能などの条件により、用量調整や薬剤選択が必要なことがあります。

外用薬(軽症や補助として)

外用薬は、症状の軽減や局所のケアとして使われます。

ただし一般に、内服薬より効果は穏やかになりやすいです。

PIT療法(Patient Initiated Therapy)とは

PIT療法は「備える治療」です。

あらかじめ処方を受けておき、前駆症状が出たら患者さん自身で早期に内服します。

PIT療法が向く方(目安)

  • 同じタイプの再発を繰り返すことが確認できている
  • 再発が年間3回以上
  • 前駆症状を自分で判断できる
  • 発症初期(目安6時間以内)に内服できる
  • 腎機能などを含め、医師が適切と判断した

PIT療法の代表的な内服方法(再発性の単純疱疹)

処方内容は医師の判断で調整します。

  • ファムシクロビル:1回1000mgを2回(初期症状から6時間以内に1回目、12時間後に2回目)
  • アメナメビル:1200mgを食後に1回で内服(初期症状から早期に)

アメナメビルは1回で完結する利便性があります。

一方で、薬剤費は選択薬や処方条件により変わります。

再発を減らすコツ

再発のきっかけは、疲労・睡眠不足・発熱・強い紫外線・ストレスなどが知られています。

完全に避けられないことも多いため、再発が多い方は「早期治療」や「PIT療法」を組み合わせます。

当院で相談できること

ふるかわスキンクリニック(京都府向日市)では、症状の段階に合わせて治療を提案します。

再発が多い方には、PIT療法が適するかも含めて一緒に検討します。

よくある質問(FAQ)

Q. 口唇ヘルペスは自然に治りますか?

自然に軽快することも多いです。

ただし早期に抗ウイルス薬を使うと、悪化を抑えやすくなります。

Q. いつ受診するのが一番いいですか?

ピリピリ・ムズムズなどの前駆症状の段階が理想です。

水ぶくれが出る前に治療を開始できるほど有利です。

Q. うつるのはいつまでですか?

水ぶくれやただれがある時期は特に注意が必要です。

かさぶたの下にもウイルスが残ることがあるため、完全に治るまでは接触を控えるのが安全です。

Q. PIT療法は誰でもできますか?

再発性であること、再発頻度(目安 年3回以上)、前駆症状を判断できることなど条件があります。

腎機能なども確認したうえで、適する場合に選択します。

Q. PIT療法は「必ず水ぶくれが出ない」治療ですか?

早期に内服しても、水ぶくれが出ることはあります。

ただし重症化を抑えたり、治るまでの期間を短くすることが期待されます。

Q. 目の近くにできた場合はどうすればいいですか?

眼のヘルペス(角膜など)に関わる可能性があります。

できるだけ早く受診してください。

Q. 子どもや家族にうつさないために注意点は?

患部を触らない、触れたら石けんで手洗いを徹底します。

タオルや食器の共用は避け、キスなど直接接触は控えます。

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