京都府向日市にある皮膚科・美容皮膚科クリニック

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脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

脂漏性皮膚炎とは

脂漏性皮膚炎は、皮脂腺が多い部位に炎症が起こる慢性的な皮膚疾患です。頭皮、顔に赤みやふけ、かゆみを伴うことが多いです。

原因

脂漏性皮膚炎の原因は完全には解明されていませんが、マラセチアという常在の真菌(カビ)が増えすぎることが原因の一つと考えられています。
また遺伝的要因やホルモンバランスの乱れ、ストレスなども関与していると言われています。

治療法
マラセチアという真菌をやっつける抗真菌薬(ニゾラール®やケトコナゾール)が中心となります。ただし、皮膚に炎症が起こっているため、短期的にステロイドの外用を併用することもあります。また少なくとも1日1回は患部を泡で優しく洗うようにしましょう。

まとめ

  • 脂漏性皮膚炎は、皮脂腺の多い部位に炎症が生じる慢性的な皮膚疾患です。
  • 原因は完全には解明されていませんが、皮脂の過剰分泌やマラセチア菌の増殖、ホルモンバランスの変動、ストレスが関与しています。
  • 顔面、頭皮、(時には胸部、背中など)に赤みやふけ、かゆみを伴う皮疹が見られます。
  • 治療には抗真菌薬、ステロイド外用薬、適切なスキンケアが有効です。

脂漏性皮膚炎は慢性的な疾患ですが、適切な治療と生活習慣の改善で症状をコントロールすることが可能です。気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。

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